iOS8以下のiPhoneでApple Storeの2ファクタ認証を通す方法

2022/10/28
2019/11/03

はじめに

業務で低いOSバージョンでの動作確認をすることがあったのですが、その際にApple Store、iCloudへログインができなかったので解決方法をまとめました。

何ができなかったのか

Apple Storeにログインする時、2ファクタ認証が必須となっていますが、iOS8以下ではIDとパスワードを入力した後に2ファクタ認証の入力を待たずに認証エラーとなってしまってログインをすることができません。

他のサイトを参考にしましたが、サイトの情報が古いようで、ブラウザのAppleIDの設定画面にアクセスしても2ファクタ認証をオフにできず、App用パスワードを生成してもログインはできません。

解決方法

パスワード入力欄に「自分のパスワード」+「2ファクタ認証の番号」を合わせて入力すると、2ファクタ認証を通すことができます。

まず、IDとパスワードを入力してログインします。

続いて、登録している端末で2ファクタ認証の番号を取得します。この時、この番号を控えておきます。

1度ログインをキャンセルして、再度IDとパスワードを入力する際に「自分のパスワード」+「2ファクタ認証の番号」を入力してログインします。

すると2ファクタ認証の手順をスキップして、ログインに成功します。

公式の情報

「古いソフトウェアを実行したデバイスで 2 ファクタ認証を使うとどうなりますか?」

Apple TV (第 2 または第 3 世代) など、古いバージョンの OS を搭載したデバイスで 2 ファクタ認証を使うと、サインインの際に、パスワードの末尾に 6 桁の確認コードを追加するように案内される場合があります。iOS 9 以降または OS X El Capitan 以降を搭載した信頼できるデバイスから確認コードを取得するか、信頼できる電話番号にコードを送信してください。そうして入手した 6 桁の確認コードを、パスワードフィールドにパスワードに続けて直接入力してください。

Apple ID の 2 ファクタ認証 – Appleサポート より

まとめ

今回はiOS8以下の端末でApple Store、iCloudへログインする時の2ファクタ認証の方法についてご紹介しました。

業務の都合で低いバージョンでの検証をする方もいると思いますので、是非ご参考にしていただければと思います。

参考

2ファクタ認証を設定したAppleIDに初代iPadからアクセスする

iOS の記事